【参考書不要の英語勉強法】まずは英語好きになってみよう!~リーディング編~前半
前回の投稿で予告したとおり、
普段から私がどのように英語に触れているか詳しくご紹介します。
全部書くと長すぎるので、今回はリーディング編の前編だけ書いています
内容は初級者に向けて中学生のときの体験をもとにしています。次回はリーディングの中級編+上級編です。リスニングはそのまた次に。
(現在の私の英語のレベルは前回の投稿にて)
リーディングに関して私がやってきたことを3段階でレベル分けしましたので
自身に合うやり方を見つけてください。
※お断りをいれますがこのブログでは特定のテストの点数だけを伸ばす方法等はメインで紹介しません。総合的に楽しみながら英語能力を身につけることに主眼を置いております。
初級:絵本から始めよう
特に英語が苦手だな~、嫌いだな~と思っている方にお勧めなのが「英語の絵本をたっぷり読む」という方法です。
英語に苦手意識をもっている方は学生時代に、つまらない、もしくは自分のレベルに合わない教科書や受験の問題集を無理やりやらされたという人が大半ではないでしょうか。
これから紹介する方法にはこれからの読書の邪魔になるような要素が含まれていません。自分のペースで自分の好きなものだけに取り組める内容になっていますので安心して読み進めてください。
さて、前置きが長くなりましたが
英語の絵本を大量に読む際のヒントを書き出しましたのでご覧ください。
絵本を読むヒント その①
「辞書は引かない」
絵と一緒に読むことで、場面の状況や言葉のニュアンスを視覚から取り込むことができるので辞書を引く必要はありません。
むしろ辞書を引いてしまうと、英語を英語のまま受け入れられなくなってしまいます。
難しい本を頑張って読むのではなく、無理なく読めるレベルの本を探しましょう。私はこの方法を始めたばかりの1ヵ月くらいは1ページに単語が4つか5つくらいで、ほとんどが絵になっている簡単な絵本しか読みませんでした。
絵本には、学校の教科書には出てこない生きた英語がたくさん出てくるので、夢中で何十冊でも読めちゃいます。
絵本を読むヒント その②
「分からないところは飛ばす」
うんうん頭をひねったりしないで、わからない部分はどんどん飛ばしましょう。
わからない言葉が出てくることは当然のことです。
この方法が不安な方もいらっしゃるでしょう。
学校で真面目に勉強してきた方は余計にだと思います。
そんなときは一つ思い出してほしいことがあります。自分が日本語を母語として身につけた時、文章を読みながらいちいち辞書を引いていたかどうかを...
わからなかったところはひとまず忘れて、まずは英語を楽しむことを意識してください。それが長続きするコツです。
絵本を読むヒント その③
「楽しくなければ放り出す」
絵本といってもジャンルやレベルは様々です。
自分に合った作品に巡り合うまで、つまらないものは読みかけでもスパッとやめて
次の作品に移りましょう!
これらの3つのヒントはある種の原則であり、次回ブログで紹介するリーディングの中級や上級編でも通用しますので頭の隅に置いておいてください。
半年続けてみた感想
まず絵本で多読をするということの肝心の効果ですが、当時TOEIC等のテストは受けていなかったので点数の変化といったデータは残っていません。ただ、学校での科目としての英語は中学校のころから得意科目になりましたし、特別に文法の勉強などせずとも模試で英語だけは全国でも上位のほうにいたので、「学校の成績をのばしたい」、「英語を受験科目にしたい」といった理由で多読をしても大いに効果が期待できます。
しかし、なにより実感として、英語を習いたての時期に英語の世界に自然と没入できました。その後の人生で現在に至るまでずーっとなんとなく英語が「なんとなく好き」な理由は多読を一度経験しているからかなと思います。
実際に試してみたい方へ
こうした英語の本を大量に読む学習法は、「英語多読」と呼ばれています。英語多読について丁寧にまとめているサイトがあったのでリンクを貼っておきます。
どのくらい量を読めばいいか?、どこで素材を探せばいいのか?といった基本的な質問にもQ&A形式で回答が用意してあります。
また素材もレベル別、しかも無料で読めるものを豊富に紹介しているので、まずはこのサイトから多読を始めることをおススメいたします。多読の良き道案内になってくれることでしょう。
また、今回のブログ内容はこの英語多読のサイトをかなり参考にしていますが、感想等は私が実際に多読を実践していた時の正直なものです。
↓以下のサイトにもレベル別に洋書の紹介が掲載されていますので本選びのご参考にされてみてはいかがでしょうか。
楽しんだもん勝ち!
兎にも角にも英語に関しては辛いこと・楽しくないことは一切切り捨てて、楽しいことだけをしましょう。私自身も絵本に登場するクスっと笑ってしまうような可愛いキャラクター達に囲まれているうちに勉強しているというギスギスした意識は消えて、いつのまにか英語を読むことが当たり前になっていました。皆さんも「好きこそものの上手なれ」の精神で多読の世界を進んでいってください。
次回予告
リーディング編の後編として中級と上級を併せてご紹介します。
上級では今現在も普段から私が行っている取り組みについて書きますのでよかったらご覧ください!