【参考書いらずの英語勉強法】あなたのリスニングが伸びないたった1つのシンプルな答えとは?
近年受験や職場でも求められる場面は格段に増えているのにも関わらず、
学校の授業では本格的に教えてくれないのがリスニングですよね。まちがった取り組み方をするとリスニング力はまったく伸びません!
勇み足で海外ドラマや参考書に飛びつく前に、日本人がリスニングを苦手とする本当の理由を明確にさせておきましょう!
日本人が英語を聞き取れない本当の理由とは?
英語リスニングの向上を目指すなら、まずはどうして自分が英語を聞き取れないのか知っておきましょう。
こういうとき大抵理由として挙げられるのは、
- 単語・文法を知らないから
- ネイティブの速すぎるスピード
- 日本語にはないL/Rの発音
といったぱっと見た感じは真っ当そうな理由たち。
ただしこれらは最大の原因に比べればほんの些細なこと。
一番の原因を解消すれば副次的に解決されます。
あなたが英語を聞き取れない理由...
本当の答えはもっとシンプルです。
それはズバリ、「圧倒的なインプット不足」 !
30,660 vs. 1,970
この数字は一体なにを表しているのでしょう。
左は子供が言語を習得するのにかかる時間をざっくり当ブログ管理人が算出したものです。
対して右は日本人が義務教育で英語に触れる時間を表しています。
- 英語圏の人間
7(時間)×365(日)×12(年)=30,660(時間)
話す、書く、読む、聴くといった行為にかかる時間を一日に7時間と仮定します。それでも日本でいう小学校を卒業する歳には3万時間以上英語に触れている計算です。
・日本人の場合
中学生 50(分)×4(週ごとのコマ)×35(週)×3(年)=350(時間)
高校生 50(分)×6(週ごとのコマ)×35(週)×3(年)=525(時間)
授業以外での課題 30(分)×365(日)×6(年)=1,095(時間)
中高6年間の合計=1,970(時間)
学校の授業が1年に35週と仮定してざっと義務教育で英語に触れる時間はこんなものです。
ただし日本の英語の授業は日本語訳を作ったりする時間も多いですよね。そうした時間は英語に触れているとは言い難いので、実際の時間はもっと少ないかもしれません。
この単純な比較だけみても日本人には有効なインプットが全く足りていないことがわかります。
安心して下さい
足りていないということは、裏を返せば有効なインプットさえ増やせば全ての日本人が英語を使えるようになるということです。
(だれかも言ってましたよね。「英語なんて言葉なんだ、やれば誰だって...!」)
それ以外の英語が使えない理由は全て都市伝説だったとおもって忘れましょう(笑)
あとは量をこなすだけ?
リスニングが伸びないたった1つの答えは「圧倒的なインプット不足」でしたので
たしかにあとは量をこなすだけなのですが、そこには1つだけコツがあります。
そこんところを踏まえて、
肝心なリスニング実践編は次回のブログにてご紹介いたします!